アウトサイドキック【outside kick】
足の外側の甲に当てるキックです。強くは蹴りにくいですが、小さなモーションで意表を突くようなショートパスなどに使われます。
インサイドキック【inside kick】
サッカーで一番多く使われるキックです。コントロールしやく、パスにもシュートにも使われるキックです。足の内側の側面でボールを蹴ります。
インステップキック【instep kick】
足の甲で蹴るキックです。強く蹴るのに適した蹴り方で、主にシュートやロングパス(ライナーやグラウンダー)の際に使います。あえて足首を伸ばさないで、ボールの下に足の甲をもぐらせるように蹴るとバックスピンをかけることもできます。
インフロントキック【infront kick】
足の親指に近い甲で、ボールの下のほうを蹴るキックです。遠くに飛ばすときに適した蹴り方で、ロングフィードやコーナーキック、ゴールキックなどに使われます。
オフ・ザ・ピッチ【off the pitch】
練習や試合でピッチにいるときを「オン・ザ・ピッチ」といい、それ以外のピッチの外にいるとき。選手はオフ・ザ・ピッチでの行動もしっかりすることが勧められています。たとえばカバンや靴をしっかり揃えたり、関係者への挨拶なども重要です。個人的には、ただ選手を抑えつけるだけじゃなく、コーチと選手のオフザピッチでの人間関係づくりも重要かなと感じるのでした。
オン・ザ・ピッチ【on the pitch】
練習や試合でピッチにいるときのこと。
オフ・ザ・ボール【off the ball】
サッカーの試合中、フィールドにいるプレーヤ(選手)がボールを持っていないとき。又は、ボールに接近してプレーしていないとき。
オン・ザ・ボール【on the ball】
サッカーの試合中、フィールドにいるプレーヤ(選手)がボールを持っているとき。又は、ボールに接近してプレーしているとき。
オスグッド病【Osgood】
症状は膝痛です。サッカーに限らず数多くのジュニアスポーツ選手が経験しています。特に成長期の選手がなりやすいので、運動負荷や量、ストレッチなどのケアに注意が必要です。オスグッド病用のサポーターなどもあります。
かべパス【壁パス】
パスを出した選手が、パスを受けた選手(壁役)から出るダイレクトパスを再び受けるパスです。壁役の選手が、パスを受ける選手の届く範囲にコントロールしてダイレクトパスを出すことが、パス成功のカギになります。ワンツーリターンともいいます。
かんとく【監督】
コーチの上の役職です。スポーツ少年団のスタッフの代表を兼務していることもあります。監督の上に「総監督」という役職をおく場合もあります。
グラウンダー【grounder】
地面を転がるゴロ。時に地面すれすれのライナー性のボールもグラウンダーといいます。
コーチ【coach】
選手に指導を行うものです。サッカーの場合、日本サッカー協会(JFA)の指導者養成講習会があります。JFA公認ライセンスには「公認キッズリーダー」「公認D級」「公認C級」などがあります。
しぼる
特にディフェンスなどで、サイドから中央へポジションを移動すること。サイドに広がる「開く」とは反対の意味で使われます。
ジャンパーひざ【ジャンパー膝】
シンガード
すね当てのことです。ソックスの中につける、脛を守るための用具です。レガースと呼ぶこともあります。
スポーツしょうがい【スポーツ障害】
運動のしすぎが原因で起こる体の障害。膝だと、ジャンパー膝、オスグッド病、SLJ病などが、また踵や足裏では踵骨骨端症、シーバー病などがあります。
せいちょうつう【成長痛】
成長期に起こる痛みです。サッカーをする小学生の場合、膝や踵、足の裏などに痛みをうったえることが多いようです。
ゾーン【ZONE】
スポーツ選手などが何もかもうまくいっている時の状態を指して、「ゾーンに入っている」と表現されます。主に精神的に集中できて、パフォーマンスもいい状態の時です。
たまぎわ【球際】
1対1などでボールの奪い合いや、奪い合うときの強さのことをいいます。
ディフェンダー【DF】
守備的ポジションのプレーヤー(選手)です。「バック」と呼ばれることもあります。
トゥキック【toe kick】
つま先でボールを蹴るキックです。ちびっ子がよくこの蹴り方をするのを見かけます。コントロールが難しいので、このキックに頼らないように指導するこが一般的です。とはいえ咄嗟のキックには向いているので、練習はしないけど、試合ではたまに使われるキックです。
とおいあし【遠い足】
ボールを体の向きをかえるトラップの際に、ボールから遠いほうの足でトラップすることで、スムーズに体を回転させることができるため、「遠い足でトラップする」というように使われます。
ナショトレ
ナショナルトレセンの略。地域から選抜された選手が集まってトレーニングを行います。「地区トレセン」「47都道府県トレセン」「9地域トレセン」「ナショナルトレセン」の順にレベルが上がります。
ニア【near】
ゴールの両サイドのうち、攻撃側のボールホルダーに近い側のサイドを指していいます。ニアサイド。反対側の遠いほうはファーサイド。
ノールックパス
パスする方向を見ないで、パスを出すこと。
ひらく【開く】
左右横方向に広がることです。ピッチのサイドによることのほか、ボールホルダーに対して左右に広がることもいい、味方が開くことで、ボールホルダーのパスコースやドリブルコースの選択肢が広がります。逆にディフェンスなどのときに、相手の攻撃に備えてサイドから内側に移動することを「しぼる」といいます。
ファー【far】
ゴールの両サイドのうち、攻撃側のボールホルダーから遠い側のサイドを指していいます。ファーサイド。反対側の近いほうはニアサイド。
フォワード【FW】
攻撃的ポジションのプレーヤー(選手)です。「トップ」と呼ばれることもあります。
フロー【flow】
心理学用語の一つで、人がそのときしていることに集中している状態のことをいいます。「ゾーン(ZONE)」と表現されることもあります。
ボールウォッチャー
プレー中、ボールばかりに目を奪われてしまい、相手やマーク、味方の動きなどを見落としている状態。
ポストプレー
ボディシェイプ
「体の向き」と「体勢」のことをまとめて「ボディシェイプ」と言います。主にボールを持つ前に意識することです。
マイボール
スローインやフリーキックの時に、味方ボールであることを主張しようと「マイボー」と叫ぶことがあります。
ミッドフィールダー【MF】
チームの中盤に位置し、攻撃にも守備にも関わるプレーヤ(選手)です。「ハーフ」と呼ばれることもあります。
やおちょう【八百長】
試合でわざと負けたりして、不正な利益を得る事。試合に出る選手や監督、審判などがかかわったりします。たとえば日本代表監督だったアギーレ監督が、過去の八百長問題への疑惑スキャンダルにより辞任に追い込まれました。
ようぐ【用具】
ユニフォームやソックス、すね当て、スパイクなどのサッカーの試合に出るために必要な物の総称です。
ライン
「ラインを気にして!」「ラインを上げよう!」などと使われ、オフサイドラインを略して言います。
ラストパス【last pass】
シュートにつながるパスのことです。決まればアシストです。
ラボーナ【rabona】
軸足の外側にボールを置いて、足を後ろで交差した状態で蹴るキックです。トリックプレーの一つです。
リターンパス【return pass】
パスをもらった相手に即座に戻すパス。「パスをもらった相手が動かず受けたのと同じ方向に戻すパスを出す」場合もありますが、「パスをもらった相手が動くことで角度をつけたパス」は、ワンツーリターン(壁パス)などとも呼ばれます。
レガース
すね当てのことです。ソックスの中につける、脛を守るための用具です。シンガードと呼ぶこともあります。
タンタッチプレー
ダイレクトキックなど、ダイレクトプレーでパスを繋いだり、シュートしたりするプレー。タッチ数を限りなく少なくしたプレーは、展開が早く、相手の対応やプレッシャーを受ける前にプレーしやすくなります。
ワンツーリターン
壁パスとも言います。
JFA
「日本サッカー協会」の略語
SLJ病
症状は膝痛です。オスグッド病に似ており、成長期になりやすく、運動負荷や量、ストレッチなどのケアに注意が必要です。オスグッド病のときより、膝の屈伸が深い動きが多い場合に、SLJ病が発生しやすいそうです。
TRM
「練習試合」を指す略語