「試合に出るチャンスさえないから・・」
「試合に出てる子より上手く見えるけど・・」
「最初はすごく期待されたのに・・」
「他のコーチの評価は高いのに・・」
「他の子より努力してるはずなのに・・」
「ベンチ入りできない」、「試合に出られない」、「活躍できない」ということで、つい子供以上に 悔しい気持ちになるのは、 お父さん・お母さんとしては当然の気持ちだと思います。
だからこそ、子供の活躍の程度で、お父さん・お母さんたちの人間関係にまで影響するのは、別に珍しいことではないです。
「どうしたら子供が活躍できるのか?」「子供のプラスになるのか?」についてヒントになりそうな話題や体験も掲載していきます。
活躍している子のお父さん・お母さんが何気なく発するデリカシーのない言葉に、ほかのお父さん・お母さんが傷ついたり・イラッとさせられたりすることは 実はよくあります。
何とかしてもらいたいけど、何ともできない心の叫びが、目に見えないところにも意外とゴロゴロあります。
子供が活躍すると「優越感」や、更なる「見栄」のために、周囲に配慮のない発言をしだすのは、誰もが陥る罠なのかもしれません。よほど注意していないとそうなります。
たとえば頑張っている子にも、平気で「真剣さが足りない」とか、「努力が足りない」とか言い出したり。「チームをもっと強くしたい」という大義名分を掲げたとしても、結局は単なる「責任転嫁」や「見栄」のためだったりします。つまり、「我が子が活躍しても勝てないのは、他の子がダメだから(責任転嫁)」「他のチームの人たちにも一目置かれたい。(見栄)」など。
子供の活躍とは別に、スポ少活動に非協力的な人への不満とか、逆にむやみに仕事を増やして周りを困らせる人とか、いろんな人が集まる場だけに悩みは尽きません。
子供のための活動であることを思えば、適当なところで折り合いをつけることが欠かせません。あらかじめ、いろんな問題を知っていれば、対処を間違って問題を大きくすることもなく、また対処の際に避けられないストレスの緩和にも役立つと思います。
役立ちそうな話題や体験も掲載していきたいと思います。
コーチによって意見が違うことはよくあることです。
また同じ団・チームの中でも、考え方が統一されていなかったりします。
「怒鳴り声ばっかりのコーチでは子供が委縮して力を発揮できないんじゃないか?」
「優しすぎて子供になめられてるんじゃない?」
「特定の子をひいきする」
「練習メニューが物足りないし、子供たちがうまくなっていない」
本当にこのコーチでいいのか?このチームでいいのか?
多かれ少なかれ誰もが抱く思いです。
かといってコーチに意見するのは難しい面もあります。なぜなら、サッカーやコーチングについての経験・知識を持たなければ、一蹴されるのが落ちです。たとえコーチ経験や十分な知識があったとしても、そのコーチとの関係を悪くしたときの、子供への影響を考えると躊躇します。
別のチームに移るという選択肢も、よほどの場合や、すごい覚悟がないと できることではないです。
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チームを辞めたり・あきらめたりするのではなく、そのチームで、子供もお父さん・お母さんも満足度を上げるための方法や工夫はあります。
たとえばコーチの発言や行いで、イラッとしたり・傷ついたりしたときに、その受け止め方を変えるだけでも、気持ちの被害を最小限にしたり、あるいはその悔しさをモチベーションにステップアップのきっかけに変えることもできたりします。
「ストレスを減らし気持ちよくチームで過ごせるか?」
「ストレスをバネに実力アップしていけるか?」
それには、受け止め方を間違えないことが、大事だと思います。 そして親として子供にどうフォローしてあげるかもカギになります。
フォローといえば、スポ少以外の時間で、子供の練習のサポートをしてあげる親も少なくないです。 サッカー選手としての経験はなくても、子供への愛情と正しい知識があれば、小学校世代ならまだ親の助けは大きな力になります。
(押しつけには注意です。スポ少でも家庭でも厳しいと嫌いになりかねないです。またオーバーワークでスポーツ障害を起こさないための知識も大事です。)
与えられた環境(チーム・コーチ・親どうしの人間関係等々)の中で、子供もお父さん・お母さんも最大限満足して、続けられるためのヒントになれればと思います。
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