サッカーでは、「スピードや体力がある子しか活躍できない」と思っていませんか?そんなことはないです。
スピードや体力に自信がなくても、活躍できる方法はあります。
そのカギとなるのはテクニックです。卓越したボールコントロールは、スピードや体力にも負けない武器になります。
しかもスピードや体力と違って努力が100%反映されます。 ボールコントロールなどのテクニックのレベルを決めるのは練習だけです。
小学生の4年から6年は、「即座の習得」といわれる時期であるゴールデンエイジです。
脳や神経系が一生のうちで最も活発に成長し、テクニックを身につけるのには一生で一番適した時期といわれています。
一生に一度のチャンスを、みすみす逃すのは、もったいないことです。
リフティングやボールタッチなど様々なテクニックに繰り返し挑戦してみましょう。
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試してみると分かりますが、手なら目をつぶっていてもリフティングができるはずです。 手に持ったボールを小さく上にポンポンはずませてみたら、ボールを見てなくても何回かは軽く続けられると思います。
「足」も「手」も同じ自分の体の一部です。 自分の足のテクニックは、もっともっと上手になれることに気づくことが大事です。
上手くいかない時のイメージを引きずって、自分の限界を低めに思い込んだまま練習していたらもったいないです。もっと上を見ましょう。
足技の上達に夢中になりすぎて、視野が足元にだけに留まるようでは残念です。 むしろ、足技を身に付けることで、視野を足元から離せるようになることが大事です。
サッカーは足でするスポーツですが、足技だけでは活躍できません。加えて、頭の回転の速さが重要です。
試合では常に味方と連携して、相手の攻撃を防ぐとともに、相手のディフェンスを超えるプレーで得点を奪わなくてはいけません。 目まぐるしく状況が変わる中で、その都度適切な判断を適切なタイミングで行うのに頭の回転の速さが不可欠です。
正しい判断には正しい状況把握が欠かせません。 状況の変化をたった一つ見落としただけで、致命的なミスにつながることもあります。
例えば、相手選手によって狙われていたコースにパスを出して、そのままカウンターで失点するというのも、見落としが大きな原因です。
サッカーは1人でするスポーツではないです。 だから足技の上達を自分一人の上達に留めるのではなく、周囲確認の精度アップにつなげて、味方との連携の精度を高めれば、相乗効果で足技上達の効果を数倍に高めることもできるはずです。
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